タクシードライバーの年収について

タクシードライバーの年収について

 

まず、タクシードライバーという仕事の特徴を
最初に説明したいと思います。
タクシードライバーの給与において大きなウェイトを占めているのが
歩合制の部分です。
タクシードライバーは、月給?歩合制というのが
世間一般のイメージとして定着しているのではないかと思います。
しかし、基本給もあることはありますが実は雀の涙程度であり、
しっかりと仕事をするのであれば完全歩合制の仕事をしているのと同じ感覚で行うべきお仕事なのです。
全国的に言えば売り上げの50%が給料として支給されるところが多く、
東京都内などでは売り上げの60%前後が給料として支給されるところ多いです。
タクシードライバーは、年収が高い人・低い人の差が激しいのですが、
その一番の理由として【歩合の割合が大きい】ということを覚えておいてください。

 

そして、意外なことにタクシーの運転手ドライバーというのは
【勤務日数が少ない】職業の1つです。
基本的にタクシードライバーの月間勤務日数は11日です。
一般企業に勤めるサラリーマンの
一ヶ月の平均出勤日数と比較すると、
平均して約10日は出勤日数が少ないのです。

 

ただ、勤務時間は多少 長いのですが、時間が経つのが早く感じます。
これは多くのタクシードライバーが口を揃えて言うので不思議ですね。
さらに、残りの20日間は休みですので、十分に回復可能ですし
自分の時間をたっぷりと確保できるという強みもあります。
11日間の勤務に加え、最大2勤務まで増やす事ができ、
最大で月間13日の勤務が可能となります。

 

【歩合の割合が大きい】
【勤務日数が少ない】

 

上記2つを前提とした上で、平均年収や年収の低い高いを分けるポイントなどを書いていきます。

 

株式会社交通新聞(以下、交通新聞社)が出している資料によると全国のタクシードライバーの平均年収は348万と低めという結果が出ております。
47都道府県の内、神奈川・岐阜・愛知・京都・大阪の6つの県のみが全国の平均年収を超えています。
最も平均年収が高いのは470万の東京都でした。
タクシードライバーの平均年収が低い理由としては、平均年齢が高い事。そして都心部以外でのニーズの低下が考えられます。
過疎化などが進み、タクシーを使う人達が少なくなるということを考えると中々難しい問題であります。
ニーズの局地化などが原因で地方などのタクシードライバーが稼げていない事が平均年収を下げていることが分かりますね。
一方、東京都でのタクシードライバーの2018年の平均年収は470万と高めです。全国平均よりも約122万円の差があります。
やはり、都内になると収入面は高くなる傾向にあるようです。

 

?一般社団法人東京ハイヤータクシー協会(以下、東京ハイタク協会)の調べによりますと、東京都でのタクシーの利用者は年間およそ3億人という結果が出ております。
想像してみて下さい。JRを利用する人数が年間およそ15億人といわれています。
ということは、JRを使っている人数の5分の1がタクシーを利用しているということになります。
都内でJRを使用したことがある人ならわかるかと思いますが、JRの駅構内は沢山の人で溢れかえっていますよね。
あの人数の5分の1の人数と考えると、タクシーの利用数がとても高いということが想像つきますね…!
ちなみに、日に換算すると1日に約85万人がタクシーを使用しているという計算になります。

 

東京のタクシーの台数は約3万台と言われています。(東京ハイタク協会参照)
もちろん事故や故障、人員の確保が出来なかった場合もあるため3万台全てが稼動しているわけではありません。
東京都全体の平均稼働率は75.9%(交通新聞社データ参照)と出ていたので、日で換算すると約22,770台が毎日稼働していると仮定できます。
1日に乗車をしてくる客数は約85万人ですので、それを22,770台で割ると、
85万?22770台=37人
一台当たりに約37人が乗車している事がわかります。
一人あたりの平均利用キロ数は約4キロです。タクシーメーターの金額に直すと、4キロは約1,500円になります。
タクシーの平均乗車人数が約37人といわれているので、
単価1,500円??37人=5万5,500円
つまり、5万5,500円が一日の売り上げの平均となります。

 

タクシードライバーの平均勤務時間は約198時間となっています。(交通新聞社データ参照)
例えば11日勤務で201時間働いたと仮定して、日に換算すると一日約18時間働いたことになります。
18時間で5万5,500円という事は、1時間当たり約3,080円の売り上げです。
約3,080円の内、6割を給与分として考えると平均時給は1,850円と出ます。

 

*1日の平均勤務時間の18時間×平均時給1,850円=平均日給3万3,300円
*月の平均勤務時間の198時間×平均時給1,850円=平均月給36万6,300円

 

平均月給36万6,300円×12ヶ月=平均年収439万5,600円
所々の箇所を平均年収が上回らないように自身で計算したため、交通新聞社が出している平均年収の470万より少し下回りましたが、
大体のイメージとしては、以上が平均的なタクシードライバーの給与体系となります。

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